発病中

 殺人事件を起こし逃亡中の男が、自分の名前と写真などを出会い系サイトに載せたのがきっかけとなり、ウィスコンシン州で逮捕されるという事件が起きた。男の写真がテレビ番組で公開されてから12時間も経っていない19日正午前に逮捕に至った。出会い系サイトで男の写真を見た人々が、その後にテレビ番組で写真を見たという。
 
 男はウェブサイトに「抱き締めるのが好きです」などと書き込んでいた。(ロイター記事)
 
 
 逃亡生活でも勃起はするらしく、その疼きを抑えるためとはいえあまりにも欲求を抑えるのが不得意な男のようで。
 しかし、この男を笑える人間がどれほどいるのか。最後の最後で詰めが甘いという言葉は良くあるが、最後の最後まで甘くなく物事を推し進める事ができる奴なんて、今まで20何年生きてきたが一人として見たこと無いぞ。
 どいつもこいつも叩けばほこりが出るしボロも出る。この男は初手で目立ったミスを犯しただけであり、目立たない初手ミスをする人間はそこらにゴロゴロいる。むしろ、そんな人間しかいないんじゃ無いだろうか。
 ミスを犯さない人間と言うのを本来聖人と呼ぶんだろうが、人はそんな奴を完璧超人と呼んで、その思想や行動の荒を強引に見つけて、鼻で笑っていやがる。
 絶対に聖人になれない連中が聖人の小脇を突付いてへらへら笑うなんぞどう考えてもおかしい。自分よりも上の存在が気に入らないらしい。そんなに平等が好きならば、死ねばいいのに。なんでもあの世は身分も金も無く、苦痛だけの世界だそうじゃないか。
 ほら、とっとと死んで来いよ。私か? 私は極楽浄土へ行くからどうだっていいよ。なんで? そりゃおまえ、私は自分を含めて人間の本質ってのが大嫌いだからだよ。苦痛にゆがむ人間の顔が見れたり、悲鳴が聞けるなんて私にとっては極楽さ。