たまにはmixiと同じ内容でも書いてみようか。
 
 
 風呂から上がり、8時とちょっと速いけど、明日始発で出るからそろそろ寝るかーと思っていたら、親父が酒を飲んで偉い陽気だった。
「美味いローストチキンがあるんだ、食え!」
 その隣では母親が満足げな顔でシュークリームを食べている。
「このシュークリームもおいしいわよ」
 さぁ闘いだ。
 ここで「いや、これから寝るから」と言って断ればさっさと寝る事は出来るし、明日の3時起きも苦が無いだろう。しかし、その代わり二人のテンションは確実に落ちる。
 しかしだ。寝る前にローストチキンってどうよ。確かに美味そうな臭いが部屋に充満している。付属のシュークリームも美味そうだ。クリームは純白でないがカスタードクリームでもなさそうな、謎の色をしている。どんな味がするのか、珍味マニアとしてはなかなか興味深い。
 だが、この組み合わせは最悪だ! 寝る前に。しかも、油と肉と生クリーム。こいつらは胃の中に入ったら間違いなく俺のガーディアン胃液を突き破り、モンスターカードが出る限り俺にダイレクトアタックを続けてくるだろう。
 ここでガッチリ食っておけばスタミナついて、明日も余裕で乗り切れるかもしれない。しかし、そんな一部の望みの為に時間を犠牲にするべきか否か……
 
 人は、時に大いなる運命の選択を迫られる
      2007:fiber-sakura
 
 うおぉぉぉぉぉ! 肉うめぇ、腿肉うめぇ!!!
 なんだこのシュークリーム、レモン風味のココナッツバタークリームじゃねぇか、すげぇ!!!!