違法ダウンロードの結末

 私の尊敬する人、『山田卓司』先生がサイトで漫画を書いていた頃の自分をイタイと思っていると書かれている……そんな、先生。あなたの漫画を読んで物作りをはじめた俺は一体なんなんだよ。ってな気分だったりする。

 KREVAという人のイッサイガッサイという曲の一部を違法ダウンロード。(ラジオからの録音なのだろうか)しかし聞いてみるとこいつが凄い良い曲で……思わず買いに行ってしまいました。
 最近は有線やらネットラジオやら店内放送やらと音楽を聞く機会ってのが腐るほどあるわけですよ。その中から「あ、このCD欲しい!」って思ったものは買うんですよ。別にネットが広く知れ渡って、違法ダウンロードがあるからCDの売上が落ちたとか、そう言うもんじゃないと思うんですよ。
 CDっていうのはコレクターアイテムだと思うんですよ。漫画だって立ち読みで済ませれば良いわけだし、小説だって立ち読みで済ませる事はできる。本を買うのもCDを買うのも、それを身近な場所に形として置いておきたいって気持ちが大事なんです。
 だって、CDも漫画も、表紙だけとかタイトルだけとか、評判だけとかで買うわけじゃないでしょ。アニメ見て面白かったから原作買う。貸してもらってよかったから買う。CDだってそうでしょ。(ヲタ社会において見た目が売上を大きく左右する事はこの際言及しない)
 それ以外の判断基準で買うのって、ただのブランドじゃないですか。クリエイティブの末に誕生した作品ってのは、ブランドで左右されるべきものじゃない!
 とか、たまには物書きらしい事を言っておかないと、自分が物書き志望だって事忘れてしまう。