たまにソレっぽい事を書いておかないと自分が物書きである事を忘れる

 英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ。ベルトルト・ブレヒコ
 果たして今は英雄が必要な時代なんだろうか。いや、それなら自分が英雄になれば解る事だ。不眠蝙蝠
 
 大口を叩くのは自信の現われだと友人に言われた。いやいや全くその通りだ。私には自信がある。
 人は時として『自分はすばらしい人間で、すばらしい力を持ち、すばらしい才能を持っている』と思い込む人々が多い。大概そういう人は痛い人とか厨房とか呼ばれて、忌み嫌われたり見下されたりするもんで。
 じゃあ自分もそうなのかって言うと、そうじゃないと私は答える。その根拠は、私は胸を張って『自分は馬鹿だから、すばらしい人間なのだ』と声を大にして言えるからだ。
 無意識に他人の気持ちを踏みにじる人は多い。多分自分もそうなんだろうと思う。生きる事は人を傷つける事だと、小林よしのりが書いていたっけか。
 もう気にしない! 忘れた! と自分に言い聞かせる事ができるようになった事。大事な話も忘れる事ができるようにから、私は自分がすばらしい人間だと言えるのだ。
 これは、自分が最も気に入ってる短所だ。