こんな事もあろうかと密かに作っておいた秘密兵器だ!

 右も左もわからず、解決策が見出せない時。基本的に、男性は逃げる。女性は開き直る。固有の解決策を持つ人もおり、そういう人を『個性ある人』と言うんじゃないだろうかと私は思う。ぼのぼのにある『スナドリネコさんに聞いてみよう』という台詞がこれに該当するんじゃないだろうか。
 とはいえ、これは『傾向的に』という問題で、状況に応じてこの固有解決策は変化する場合がある。例えば、ジャンプ漫画で人気が落ちるという状態に陥ったとき、編集者は『個性ある解決策』として武闘会を漫画家にすすめる……というのが、一昔前には存在した。(現存するのかどうかは不明)だからといって、売り上げが落ちたから全ての漫画で一斉に武闘会をさせるなんてそんな馬鹿は無いだろう。こち亀武闘会だとかテニプリ武闘会だとか……いや、かなり面白そうだ。
 
 私はネタに詰まったとき、『とりあえず少年を出そう』という方法を取ることが多い。これは、状況に応じて『少女』や『妹』に変化するが、間違っても『弟』にならないから不思議だ。
 こういうのを見つけると、小説とかは案外別の意味で面白いんじゃないだろうか。
 『お、また妹が出た。こいつまーたこんな所で詰ったな?』 とか。
 ところで今作ってるの、主要登場人物二人が少年と少女で、既に『一人っ子』という描写を入れてしまったのだが。
 ううむ……。