俺の手の平の上で金装束をつけて阿波踊りを踊れ!!

 バイト先へ向かう途中は雨降ってるのに、開店すると雨が落ち着くのは仕様ですか?
 
 ちょっと専門的というか、文章的な話。
 頭の中に明確なビジョンがあるくせに、その展開まで持っていくことができない、最も基本的なところで詰まった。なんてこった。
 おそらく、世界観や設定を重視した関係で、キャラクターが立っていない事が原因だと思われる。ただ、キャラクターを重要視すると、会話文が多い・内容が希薄になると連鎖反応を起こしやすい。文章に慣れてない中学生などはこの辺に引っかかり、『本文の8割が会話文という現象』を引き起こすほどだ。
 上手い人の文章は、キャラクターを重要視していないにもかかわらず、キャラクターが立っているという不思議現象をいともたやすく、平然とやってのけている。この辺がプロとアマの違いだ。
 いつだったか『内容はライトノベルなのにキャラクターは純文学』と揶揄された事があった。私の作るキャラクターは、リアルな人間臭さがあるせいで個性が没落しているらしい。最近はマビノギやったりライターやったり資料編纂やったりと、キャラクターを作る作業をしていなかったもんで、只でさえ苦手だったこの辺が拍車をかけて下手になったのか。
 キャラクター作りの『個性』はとある方法で勉強してきた。後は、それをどう表現するかだが、こればっかりは勘を取り戻すしかないのか。
 この辺がハッキリしない関係で想像以上にストレスが溜まってたらしく、友人につまらない話をしてしまう。ううむ……奇人・不眠蝙蝠最大の失態なり。