このビッチが!

 クリスマス近くになると大人が子供に対してやさしい行いをした美談を目にします。ウゲッウゲッ、胸焼けがする吐き気がする! 嫌いじゃないけどな、そう言うの。
 けど、実際はそういう大人はごく一部で、大概は子供の事を疎ましく思ってる連中ばかり。
 本当に子供の事を考えていたら、もっと品性のある世の中になっているはずだ。今でも忘れん、ぶっ飛ばしてやる。
 
 2007年ももう終わりですね。あとたった13ヶ月で2008年ですよ奥さん。2007年はどんな年でした?
 一部オカルト派な人々は、アズテックカレンダーと言う、マヤの円盤カレンダーを人類の滅びと再生のサイクルを体現しているとし、2015年に現在の文明が滅びの時期に到達すると言っていたりしたりしなかったりします。どっちやねん。
 けど、ただなんとなく2015年はある程度の節目の時期だと思うんですよ。2015年は今から19年後。19年間で文明や文化、価値観はいかほどの変化を見せるのか。19年前、1987年と今の文化の違いを考えてみれば、その差がどれほどのものかが分かるはず。あれから文化や文明は前進したと言えるのだろうか。
 19年前に生まれた子供達は、今は文化を創る基盤に立っている大人。もし本当に19年後が文明の滅びの時期だと言うのなら、今現在の大人達が、今年生まれた子供達に対してろくでもない影響を与えて、文化を創る基盤となっている大人に成長して滅ぶんだろうな。
 物事に責任なんて物は存在しやしない。だがもし文明が滅びるとして、あえてそれを追求するのなら、今現在の文化に責任はあるんだろう。良い大人としてではなく、一介の物作りとして今現在の大人を教育し、子供達に与える影響を変化させるべきだろう。
 皆の者、今が正念場じゃ! 友軍よ、我に続け!